稲城南山とその周辺
三沢川に沿った天神山の崖
三沢川に沿った長い崖
穴澤天神のふもと、稲田堤寄りに、三沢川に沿って護岸のような長い崖があります。
この崖は三沢川の岸の崖ではありません。三沢川の横のサイクリング道路よりも高い場所にあるのです。
サイクリング道路の脇は石垣になっており、その上になだらかな平地、そしてその奥が横縞の崖になっています。私は当初、この横縞は急な斜面を保護するコンクリかなと思っていました。
しかし、よくよく見ていると自然の崖のようです。
コンクリなのか自然の崖なのか、一体どっちなんだろう・・・
崖に近づく
サイクリング道路脇の石垣は高さ2メートルぐらい。階段状に組んであり、階段の合間にはさつきが植えられて生け垣になっています。
石垣の上に上がると、なだらかな斜面の少し広い平地。奥行きは5メートルから10メートルぐらい。たまに犬の散歩をする人もいます。
奥に崖。
崖の表面は水で濡れています。 下の方はしたたった水でビチャビチャと足場の悪いところがあります。
崖の地層
崖は大きく3層に分かれ、上段は黄褐色で縞模様のはっきりした層、中段は白〜薄黄色、下段は灰色〜薄青の層です。どの層も硬くしまっています。
上段の硬い横縞に爪を立ててみると少し砂のようなものが削れてくるので、コンクリではないことが分かります。
中段の層にはきれいな苔類も付いています。
崖の屈曲しているところ。上段部分は浸食に強く、中段部分は弱いことが分かります。
下段部分はここでは露出していません。
縞しまの上には砂層
長く続く縞模様の崖の左端の方には、縞しまの上に山の地肌が三角形にむきだしたところがあります。三角の上半分には縞模様がありません。
大雨の降った翌日、近くまで上がって見てみました。足元には砂が溜まっています(左の写真)。前日の雨で上から崩れたものでしょう。正面の縞模様の所は硬い層です。白っぽいのは表面に砂が付着しているためでしょう。
上の方には、縞模様のない層があります(右の写真の上部)。触ってみると柔らかく崩れる砂でした。
崖と三沢川の間には小さな段丘
崖と小さな段丘、三沢川の眺め。奥に見えるのは京王線の高架。三沢川沿いの道は前日の雨で水が溜まっています。
崖の表面も滴る水で光っています。
崖と三沢川の間にはこのように小さな段丘があります。この段丘の面は散歩している人の背丈よりも上にあります。三沢川がこの崖を作ったのではなく、この段丘面を作った古い時代の多摩川が、この崖を作り、磨いたと考えられます。
(2006年3月、および12月に撮影)
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