稲城南山とその周辺
里山の木
南山の山林は人手の加わった雑木林です。
山道を歩いていて目に付くのは、数本の木が同じ所から寄せ植えされたように生えているのが多いということです。
私ははじめのうち、山のネズミが木の実を集めて蓄えたところから生えたのかな、と思っていました。
最近知ったことですが、寄せ植えのように生えているのは、里山の木の特長です。
同じ樹種が寄り添って生えています。
中には、腰をかけたくなるような形のものもあります。
山の木は太くなったのを切って、薪にしたり、シイタケ栽培のほだ木に使ったりされていました。
切られた木の切り株からたくさんの芽が出て、成長していきます。
よく伸びたところで、数本を残し、余分なものを切り取ります。
こうして、残された数本が成長し、大きく太くなるとまた利用される、ということになります。
「萌芽更新」という作業です。
その様な山の自然と人との関係が繰り返されてきたのが里山です。
どこかで見たような、何か懐かしい樹木の姿がそこにあります。
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