稲城南山とその周辺
谷戸の畑地に水の道(パイプ)の穴
水の道(パイプ)
山地で見られる地滑りの1つのモデルとして、谷戸(山間部の低地)に集まる雨水が地面にしみこんだ後、水が通りやすい水の道(パイプ)が地中に発達し、
その下に水を通しにくい層がある斜面地では、地滑りが起こりやすいことがあげられています。多摩丘陵ではこのタイプの地滑りが多いとも考えられています。
切り通しから山畑の裾をめぐる道では、その北側(ふもと側)に自然の崖が良く発達しています。また、道の両側に、なだらかな谷戸を利用して畑が作られています。
その道の脇の畑地で、地中の水の道が畑地の表面にぽっかりと口を開けている場所があるのを見つけました。
1年前のみず道の穴
上の写真2枚は、去年(2006年)9月に撮影したものです。陥没孔の底の方には水が流れた跡らしい平らな土が見えます。
1年後のみず道の穴
ここから下の写真は、今年(2007年)9月、同じ場所で撮影したものです。
小さかったみず道の陥没孔は、畑地と道の間の幅の広い溝になっています。まるでひび割れが生じたような状態です。
大雨や台風のあと、集まった水が一挙に噴き出し、陥没孔が広がったのかもしれません。
応急処置らしい針金が張られています。
大きくなった水みちの穴のあるところ。農道には砂利が敷かれ、一部にシートがかけられています。シートの右側(下の畑に近い側)にも小さな口がぽっかり開いています。
下の畑に近い側の穴。元の穴の形は丸みを帯びていたのか、農道を横切るようになっていたのかはわかりません。
水みちの穴のある場所の地形
この農道の山手側にある畑と樹林。写真は山に向かって右側の部分を写したものです。なだらかな谷戸を利用した畑です。
特に急峻な山地が迫っているというわけではありません。
農道の下側(北側)の畑。農道から1段下がったところにあります。なだらかに低くなっていきます。
この畑の正面は、その両脇と同様に樹林で覆われています。しかし、正面やや右寄りの奥の方には深い崖の頭があります。
下の畑の奥の方にある崖の頭
下の畑の奥の奥にある崖の頭。(2006年9月撮影)
ここから写真右側(東側)に向かって長く崖が続いています。これは天然の崖です。
農道はその崖に沿って奥畑のふもとに続いています。
(写真撮影、2006年9月、2007年9月)
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